心理カウンセリング事例失敗インナーマザー

【質問】

心理カウンセリングの失敗例です。

最近、めまいや動悸がするというクライアントさんでした。

病院には行きたくない理由は、なんとなく分かっているとのことで、カウンセリングに来られました。

クライアントさん自身は毎月、義両親と会わなければいけないのが苦痛で、恐らくそれが原因だと言っていました。

お誕生日会、法事、お正月、お盆など、なんだかんだで毎月会っているそうです。

たまに行事もない月があるようですが、義母から突然連絡がきて食事に誘われるそうです。

子供も大きくなってきて、家族よりも友達や習い事などで、なかなかスケジュールが合わなくなってきていたり、かなり負担になってきているそうです。

しかし、一度、夫経由で断ってもらったところ、次に会った時に「毎月会えないなんて寂しいわ」と皆の前で言われて、あきらかに自分に向けて言われているなと感じたそうです。

それ以降、無理して時間を作っているそうです。

初回カウンセリングでは、家族構成や現状についてのお話をし、これから関わりを見直していきましょうとお話しました。

しかし、「具体的なアドバイスをいただけるんですよね？」「どうやったら会わなくてよくなりますか？」「離婚するしかないんでしょうか？」と質問ぜめのような状態になりました。

「それについてこれからじっくり向き合っていきましょう」というと「すぐに答えが欲しいんです！」と帰ってしまいました。

このような場面ではなんと言ったらよかったのでしょうか？

【回答】

【結論】

自分がないインナーマザー

【解説】

心理カウンセリングにおいて、親族関係の問題は目に見えている以上に深刻な状況をはらんでいる場合があります。

この事例は、一見、義両親との関係性が中心的な問題に見えますが、実際にはクライアントさん自身の問題が大きく影響している可能性を示唆しています。

インナーマザーカウンセリングを学ぶ前は、クライアントさんから「どうしたらいいですか？」と聞かれ、具体的なアドバイスをして失敗した経験があります。

インナーマザーの影響を受けているクライアントさんの中には、指示がないと決められない方が少なくありません。

「支配されたくない」と感じているものの、無意識に誰かからの指示や支配を求めている、支持や支配がないと動けないという矛盾する行動が見られる傾向にあります。

その理由は、小さい頃から自分の意見を持つことが許されなかったからです。

このような背景を持つクライアントさんにとって、「自分と向き合う」「問題に向き合う」という提案は、無意識のうちに深い不安や恐れを引き起こす可能性があります。

具体的なアドバイスを求める行動は、実は自己決定への恐れや不安の表れかもしれません。

この心理カウンセリングの失敗事例から学べることは、クライアントさんの内面的な課題と家族関係の複雑さとの関連性を理解することの重要性です。

本来、クライアントさんの変化を促すためには、自己決定力の向上や家族システムの再構築を支援することが必要ですが、インナーマザー的課題がクリアされないと、結果的にカウンセリング中断という形で進めなくなってしまうと、私たちは認識しています。

インナーマザースクールで学ぶアプローチは、このような複雑な事例に対して、より深い洞察と効果的な対処方法を提供します。

インナーマザー的アプローチでクライアントさんの自己認識を深めつつ、家族全体の相互作用パターンを見直すことで、より本質的で持続可能な変化を実現できる可能性が開かれます。

まずは「具体的なアドバイスを欲しがる」背景にフォーカスして見ていってください。

よかったら、クライアントさんの事例でも実感できる「インナーマザー入門」でお話しましょう。

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■□ お客様の声　□■

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・インナーマザーの概念を知り、カウンセリングの事例の見方が変わりました（30代・心理士）
・失敗を恐れずにカウンセリングに臨めるようになり、インナーマザーに感謝です（50代・セラピスト）
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・カウンセリングの事例を通して、自分のインナーマザーに気づけました（40代・セラピスト）
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・カウンセリングの失敗を恐れなくなり、インナーマザーと向き合えるようになりました（30代・心理士）
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・カウンセリングの事例を通して、自分のインナーマザーと向き合えるようになりました（30代・心理カウンセラー）
・インナーマザーの視点で事例を分析すると、カウンセリングの失敗が成長の機会に変わります（40代・カウンセラー）
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・カウンセリングの失敗を恐れず、インナーマザーの声に耳を傾けられるようになりました（40代・カウンセラー）
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・インナーマザーの視点を取り入れることで、カウンセリングの事例理解が深まりました（40代・カウンセラー）
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・カウンセリングの失敗を通して、自分のインナーマザーに気づくことができました（40代・カウンセラー）
・インナーマザーの視点で事例を見直すと、カウンセリングの新たな可能性が見えてきました（50代・心理士）
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・インナーマザーを意識することで、カウンセリングの失敗への恐れが和らぎました（40代・カウンセラー）
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