心理カウンセリング事例失敗インナーマザー

【質問】

心理カウンセリングのクライアントです。

小学6年生の娘さんの登校拒否について、お悩みのお母様でした。

娘さんは幼少期よりアトピーや喘息があり、体が弱かったそうです。

もともと学校も休みがちではあったけれど、6年生になり不登校になってしまったそうです。

来年から中学に上がるので、不登校を改善したいとご相談に来られました。

２回目のカウンセリングの中で、クライアントが過度に娘を甘やかしている様子が見えてきたので、「母親として時には厳しくすることも必要なこと」をお伝えしました。

3回目のカウンセリングでは、母子が過度に密着し、父親を敵視している傾向が見られたので「子育ては夫婦で協力すること」などをお話しました。

4回目のカウンセリング前日にキャンセルの連絡があり、「正論を押し付けられて不快」というようなことを言われ、残りのカウンセリング料金を返金するよう言われました。

この件について、私が資格を取得したカウンセリングスクールに尋ねたら、上級クラスの受講をすすめられました。

これって、どういうことなんでしょうか？

【回答】

【結論】

娘に嫌われたくないインナーマザー

【解説】

心理カウンセリングにおいて、子どもの不登校問題は、表面的な症状以上に深層の家族関係や親の内面的な課題を反映していることがあります。

この事例は、一見単純な登校拒否の問題に見えて、実は母子関係の複雑な力関係や母親自身の過去の経験が大きく影響している可能性を示唆しています。

私自身もインナーマザーを知らなかった時は、子供の関わりや子育てのアドバイスで失敗した経験があります。

インナーマザーの影響を強く受けているクライアントの中には、自身の母親に対する強い否定的感情を抱えている方が少なくありません。

この感情は、「娘には絶対嫌われたくない」「あんな母親にだけはなりたくない」という強い反動を生み出し、結果として過保護や過干渉な養育態度につながることがあります。

この事例では、母親の過度の甘やかしや父親の排除といった行動が、実はこのような内面的な葛藤の表れである可能性があります。

「正論を押し付けられて不快」という反応は、クライアント自身が無意識のうちにこの問題に気づきつつあることを示唆しているかもしれません。

インナーマザーアプローチでは、クライアントの言動の背後にある無意識の感情や行動パターンを探ります。

この事例では、母親自身の過去の経験や感情が、現在の子育てにどのように影響しているかを慎重に見ていく必要があります。

まずは、クライアントが抱える「憎しみのインナーマザー」に意識を向けることが重要です。

この視点から、母親自身がインナーマザーの存在に気づき、自覚して意志を持つことで、子どもの問題にも良い影響を与える可能性があります。

この心理カウンセリングの失敗事例から学べることは、表面的な問題解決策や一般的な子育てアドバイスを提供する前に、クライアントの内面にある感情の動きや家族関係の複雑さをより深く理解する必要があるということです。

インナーマザースクールで学ぶアプローチは、このような複雑な事例に対して、より包括的で持続可能な対処方法を提供します。

この事例は、心理カウンセリングにおいて、クライアントの内面的な課題に焦点を当てることの重要性を示しています。

表面的な症状や行動だけでなく、その根底にある感情や経験を理解し、それに基づいたアプローチを取ることが問題解決につながる鍵となるでしょう。

よかったら、クライアントさんの事例でも実感できる「インナーマザー入門」でお話しましょう。

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■□ お客様の声　□■

カウンセリング 事例失敗 インナーマザー

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・インナーマザーの概念を知り、カウンセリングの事例の見方が変わりました（30代・心理士）
・失敗を恐れずにカウンセリングに臨めるようになり、インナーマザーに感謝です（50代・セラピスト）
・カウンセリングの事例検討で、インナーマザーの視点が役立っています（40代・カウンセラー）
・インナーマザーを意識することで、カウンセリングの失敗が減りました（30代・心理カウンセラー）
・カウンセリングの事例を通して、自分のインナーマザーに気づけました（40代・セラピスト）
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・カウンセリングの失敗を恐れなくなり、インナーマザーと向き合えるようになりました（30代・心理士）
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・カウンセリングの事例を通して、自分のインナーマザーと向き合えるようになりました（30代・心理カウンセラー）
・インナーマザーの視点で事例を分析すると、カウンセリングの失敗が成長の機会に変わります（40代・カウンセラー）
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・インナーマザーの概念を学び、カウンセリングの事例理解が深まりました（30代・セラピスト）
・カウンセリングの失敗を恐れず、インナーマザーの声に耳を傾けられるようになりました（40代・カウンセラー）
・インナーマザーの存在を意識することで、カウンセリングの事例がより立体的に見えるようになりました（50代・心理士）
・カウンセリングの失敗事例を通して、インナーマザーの重要性を再認識しました（30代・セラピスト）
・インナーマザーの視点を取り入れることで、カウンセリングの事例理解が深まりました（40代・カウンセラー）
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・インナーマザーの概念を知り、カウンセリングの事例検討がより実りあるものになりました（30代・セラピスト）
・カウンセリングの失敗を通して、自分のインナーマザーに気づくことができました（40代・カウンセラー）
・インナーマザーの視点で事例を見直すと、カウンセリングの新たな可能性が見えてきました（50代・心理士）
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・インナーマザーを意識することで、カウンセリングの失敗への恐れが和らぎました（40代・カウンセラー）
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