心理カウンセリング事例失敗インナーマザー

【質問】

心理カウンセリングのクライアントさんです。

小６長男の登校拒否と家庭内暴力の相談で来られました。

長男の下に2人の妹がいて、現在の夫は3人の実の父親とは違うそうです。

娘たちは夫に懐いているそうですが、長男だけが反抗的な態度を取っているそうです。

最近ではクライアントさんに対して物を投げたり、たたいたりするとのこと。

夫も気をつかって長男と仲良くなろうとしているが、父親の言うことを聞かず「あんたには関係ない！」と暴れるので申し訳ない気持ちだと言います。

初回カウンセリングでは、現状の聞き取りのみに終わり継続カウンセリングになりました。

2回目では、少しずつ家族の今の状態になるまでの経緯を聞き、今までどおりの関わり方を継続してもらうよう伝えました。

3回目では、癇癪(かんしゃく)がひどくなってきたと言うことで、過去についてもう少し深堀してきいてみました。

しかし、ご夫婦のなれそめを聞いた途端「なんでそんなこと答えなきゃいけないんですか？」と怒鳴られ、「高いお金払って世間話してるだけじゃん」と机をたたいて帰られました。

いきなりのことで、しばらく放心状態になってしまいました。

【回答】

【結論】

父が王様インナーマザー

【解説】

心理カウンセリングにおいて、再婚家庭の子どもの問題は、目には見えない複雑な家族の力学が潜んでいることがあります。

この事例は、一見長男の登校拒否と暴力が中心的な問題に見えますが、実際には家族全体の関係性や母親自身の問題が大きく影響している可能性を示唆しています。

私自身、インナーマザーカウンセリングを学ぶ前は、過剰に過去に原因を探って失敗した経験があります。

インナーマザーの影響を受けたクライアントさんの中には、無意識に『家の中では父親が絶対』という思い込みがある方が少なくありません。

例えば、「男は立てなきゃいけない、女は一歩下がって…」という文化だったり、逆に、お母さんのように、手取り足取りなんでもお世話してしまって、男をダメにしてしまう…そんな無意識の文化が根付いていることがあります。

特に、父親の愛を知らない方は、恋愛に対して依存的になってしまう傾向もあり、不倫や複雑愛に発展しがちです。

このような背景を持つクライアントさんにとって、「夫婦の馴れ初め」に関する質問は、都合の悪い質問になる可能性があります。

この心理カウンセリングの失敗事例から学べることは、クライアントさんの都合の悪い問題を理解することの重要性です。

表面的な問題解決策を提案する前に、クライアントさんが無意識に行っている言動や行動から「生まれ育った家庭の文化」を把握する必要があります。

インナーマザースクールで学ぶアプローチは、このような複雑な事例に対して、より深い洞察と効果的な対処方法を提供します。

インナーマザー的アプローチでクライアントさんの自己認識を深めつつ、家族全体の相互作用パターンを見直すことで、より根本的な変化と成長を促す可能性が開かれます。

まずは、内なる父である「インナーファーザー」に目を向けてみると見えてくるものがあるでしょう。

よかったら、クライアントさんの事例でも実感できる「インナーマザー入門」でお話しましょう。

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■ 　日本インナーマザー協会ご案内

■□ お客様の声　□■

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・インナーマザーの概念を知り、カウンセリングの事例の見方が変わりました（30代・心理士）
・失敗を恐れずにカウンセリングに臨めるようになり、インナーマザーに感謝です（50代・セラピスト）
・カウンセリングの事例検討で、インナーマザーの視点が役立っています（40代・カウンセラー）
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・カウンセリングの事例を通して、自分のインナーマザーに気づけました（40代・セラピスト）
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・カウンセリングの失敗を恐れなくなり、インナーマザーと向き合えるようになりました（30代・心理士）
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・カウンセリングの事例を通して、自分のインナーマザーと向き合えるようになりました（30代・心理カウンセラー）
・インナーマザーの視点で事例を分析すると、カウンセリングの失敗が成長の機会に変わります（40代・カウンセラー）
・カウンセリングの失敗経験が、インナーマザーを理解する糧になりました（50代・心理士）
・インナーマザーの概念を学び、カウンセリングの事例理解が深まりました（30代・セラピスト）
・カウンセリングの失敗を恐れず、インナーマザーの声に耳を傾けられるようになりました（40代・カウンセラー）
・インナーマザーの存在を意識することで、カウンセリングの事例がより立体的に見えるようになりました（50代・心理士）
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・インナーマザーの視点を取り入れることで、カウンセリングの事例理解が深まりました（40代・カウンセラー）
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・インナーマザーの概念を知り、カウンセリングの事例検討がより実りあるものになりました（30代・セラピスト）
・カウンセリングの失敗を通して、自分のインナーマザーに気づくことができました（40代・カウンセラー）
・インナーマザーの視点で事例を見直すと、カウンセリングの新たな可能性が見えてきました（50代・心理士）
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・インナーマザーを意識することで、カウンセリングの失敗への恐れが和らぎました（40代・カウンセラー）
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