心理カウンセリング事例失敗インナーマザー

【質問】

心理カウンセリングの相談です。

動悸や不安でカウンセリングに来られた60代の女性です。

5年ほど前に一人娘さんが結婚してから旦那様と2人暮らしだそうです。

最近では、よくわからない不安感や動悸で夜も眠れず、夫からは病院に行けと言われたが、薬漬けになってしまいそうで怖いと拒んでいたそうです。

娘さんに相談すると「心理カウンセリングを受けてみたら？」とすすめられたので来たそうです。

継続カウンセリングを申込みされ、不安感の掘り下げなどを行ったところ「娘さんが離れてしまってさみしい」「生きがいがない」などの気持ちが表れてきました。

そこで「趣味を見つける」「人と会う」などのアドバイスをしました。

その後、少しずつ地域のイベントに行ってみたりしたようですが「夫がいい顔しない」などの理由でやめてしまいました。

するとまた、不安定な状態にもどってしまったようで「どうしたらいいですか？」と聞かれたので、リラックスの呼吸法などをお伝えしました。

しかし「うまくできない。私はもうダメ」などと落ち込むようになってしまい、そのままカウンセリングにも来なくなってしまいました。

まだ回数券が残っているのですが、連絡しても出ません。

【回答】

【結論】

病気でいたいインナーマザー

【解説】

心理カウンセリングにおいて、中年期の女性の不安や動悸の問題は、単なる身体症状ではなく、人生の転換期における深い心理的な変化を反映していることがあります。

この事例は、表面的には更年期症状のように見えますが、実際には家族構造の変化や自己アイデンティティの再定義といった根本的な課題を示唆しています。

インナーマザーカウンセリングを学ぶ前の私も、クライアントの悩みの背景が把握できておらず、その場かぎりのアドバイスで失敗した経験があります。

インナーマザーの影響を受けている方の中には、「病気っぽくいることでメリットがあると考えている生き方のパターン」になっている方も少なくありません。

この無意識の行動パターンは、実は深層的な心理的ニーズを満たす手段となっていることがあります。

例えば「病気っぽくしている」ことによって、

・夫が優しくなる

・家事をしなくていい

・仕事をしなくていい

・娘に連絡できる

などのメリットを得ている可能性があります。

特に、娘が母親役だった逆転の母娘関係では、娘の結婚によってバランスが崩れ、仲介役がいなくなったことで孤立感が強まることがあります。

このような状況下で、「病気」という役割が新たな注目を集める手段となっている可能性があります。

インナーマザーアプローチでは、クライアントの症状の背後にある無意識の動機や利益を見ていきます。

この事例では、クライアントが「病気」の状態に戻ることで得られる心理的な利益や、家族関係における位置づけを慎重に見ていく必要があります。

この心理カウンセリングの失敗事例から学べることは、表面的な症状改善だけでなく、クライアントの内面的な欲求や家族システムにおける役割を理解することの重要性です。

インナーマザースクールで学ぶアプローチは、このような複雑な事例に対して、より深い洞察と効果的な対処方法を提供します。

クライアントの内面的な変容を促すとともに、家族全体の相互作用パターンを見直すことで、より持続的な変化と成長を支援することができるのです。

まずは、クライアントが「不健康」や「病気っぽい」状態に執着している理由を見ていくことから始めましょう。

この視点から、クライアントのニーズや願望を理解し、より健康的な方法でそれらを満たす方法を見出すことができるかもしれません。

よかったら、クライアントさんの事例でも実感できる「インナーマザー入門」でお話しましょう。

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■ 　日本インナーマザー協会ご案内

■□ お客様の声　□■

カウンセリング 事例失敗 インナーマザー

・カウンセリングの失敗が怖くなくなり、インナーマザーの視点で事例を見られるようになりました（40代・カウンセラー）
・インナーマザーの概念を知り、カウンセリングの事例の見方が変わりました（30代・心理士）
・失敗を恐れずにカウンセリングに臨めるようになり、インナーマザーに感謝です（50代・セラピスト）
・カウンセリングの事例検討で、インナーマザーの視点が役立っています（40代・カウンセラー）
・インナーマザーを意識することで、カウンセリングの失敗が減りました（30代・心理カウンセラー）
・カウンセリングの事例を通して、自分のインナーマザーに気づけました（40代・セラピスト）
・インナーマザーの概念で、カウンセリングの失敗事例が宝物に変わりました（50代・カウンセラー）
・カウンセリングの失敗を恐れなくなり、インナーマザーと向き合えるようになりました（30代・心理士）
・インナーマザーの視点で事例を見直すと、カウンセリングの失敗が学びに変わりました（40代・セラピスト）
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・カウンセリングの事例を通して、自分のインナーマザーと向き合えるようになりました（30代・心理カウンセラー）
・インナーマザーの視点で事例を分析すると、カウンセリングの失敗が成長の機会に変わります（40代・カウンセラー）
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・インナーマザーの概念を学び、カウンセリングの事例理解が深まりました（30代・セラピスト）
・カウンセリングの失敗を恐れず、インナーマザーの声に耳を傾けられるようになりました（40代・カウンセラー）
・インナーマザーの存在を意識することで、カウンセリングの事例がより立体的に見えるようになりました（50代・心理士）
・カウンセリングの失敗事例を通して、インナーマザーの重要性を再認識しました（30代・セラピスト）
・インナーマザーの視点を取り入れることで、カウンセリングの事例理解が深まりました（40代・カウンセラー）
・カウンセリングの失敗経験が、インナーマザーとの対話のきっかけになりました（50代・心理士）
・インナーマザーの概念を知り、カウンセリングの事例検討がより実りあるものになりました（30代・セラピスト）
・カウンセリングの失敗を通して、自分のインナーマザーに気づくことができました（40代・カウンセラー）
・インナーマザーの視点で事例を見直すと、カウンセリングの新たな可能性が見えてきました（50代・心理士）
・カウンセリングの事例を通して、インナーマザーの影響力を実感しています（30代・セラピスト）
・インナーマザーを意識することで、カウンセリングの失敗への恐れが和らぎました（40代・カウンセラー）
・カウンセリングの事例検討で、インナーマザーの概念が非常に役立っています（50代・心理士）
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・カウンセリングの事例を通して、自分のインナーマザーとの関係性が改善しました（40代・カウンセラー）
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